A11  品質要求と品質要素



努力目標

  理解する




技術士試験の問題からは必要最小限の引用にとどめる。(問題)が記されている部分はその引用である。

問題および解答は日本技術士会のホームページより必要に応じて入手してください。

  技術士第一次試験の問題   



問題番号が赤字のものは、ボーナス問題

H24年 T−1−3   H22年 T−1−5




H24年 T−1−3

正答: B

(解答)

◎を5点、○を3点、△を1点として計算する。

品質要素A=5×◎+4×○+4×○=5×◎+8×○=49

品質要素B=5×◎+4×△+4×○=5×◎+4×(○+△)=41

品質要素C=5×○+4×◎+3×◎+3×△=7×◎+5×○+3×△=53

品質要素D=5×◎+4×○+3×○=5×◎+7×○=46

品質要素E=5×○+5×○+3×○+3×△=13×○+3×△=42

従って、品質要素C>A>D



H22年 T−1−5

正答: D

(解答)

車種A 車種B 車種C 重要度
価格 0.3 0.5 0.2 0.5
燃費 0.4 0.2 0.4 0.3
大きさ 0.6 0.1 0.3 0.2

小数点が煩わしいので、10倍して計算すると

車種A=3×5+4×3+6×2=39

車種B=5×5+2×3+1×2=33

車種C=2×5+4×3+3×2=28


この手法をAHP(階層分析法、Analytic Hierarchy Process)という。




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