平成27年に開創1200年を迎える世界遺産・高野山
高野山(Wikipedia)より

高野山(こうやさん)は、和歌山県伊都郡高野町にある標高約1,000m前後の山々の総称。平安時代弘仁10年(819年)頃より弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗、ひいては比叡山と並び日本仏教における聖地である。現在は「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心とする宗教都市を形成している。山内の寺院数は高野山真言宗総本山金剛峯寺(山号は高野山)をはじめ117か寺に及び、その約半数が宿坊を兼ねている。

平成16年(2004年7月7日高野山町石道と山内の6つの建造物が熊野吉野大峯と共に『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコ世界遺産に登録された。

主な施設・寺院


奥の院 豊臣家墓所



壇上伽藍(壇場伽藍)
弘法大師・空海が曼荼羅の思想に基づいて創建した密教伽藍の総称であり、高野山の二大聖地の一つである。
奥の院
弘法大師の御廟と灯籠堂がある(世界遺産)。参道には、皇室公家大名などの墓が多数並び、その総数は正確には把握できないものの、20万基以上はあると言われている。戦国大名の6割以上の墓所がある。奥の院の入り口は一の橋と中の橋の2箇所があるが、正式には一の橋から参拝する。一の橋から御廟までは約2kmの道のりとなっている。その途上には「弥勒石」などの七不思議と呼ばれる場所がある。
金剛峯寺
高野山真言宗の総本山で座主の住寺(世界遺産)。金剛峯寺境内にある「蟠龍庭」(2,340m2)は日本最大の石庭。
大門(だいもん)
高野山全体の総門。1705年再建。国の重要文化財と世界遺産に指定されている。
苅萱堂(かるかやどう)
苅萱道心と石童丸の哀話の舞台として知られる。
徳川家霊台
寛永20年(1643年)、徳川家光の建立。家康秀忠の霊廟がある。世界遺産に登録されている。
女人堂
女人禁制の時代は女性はここまでしか入れなかったとされている。
金剛三昧院
建暦元年(1211年)、北条政子の発願による建立。源頼朝実朝の菩提を弔うための多宝塔(国宝・世界遺産)がある。
高野山霊宝館
高野山上にある国宝、重要文化財等の保存・展示が行われており、定期的にテーマを絞った展示会が開催される。なお、現在の日本の国宝の2%は高野山上にある(1083件中、23件)。大正10年(1921年)、開設。
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僧列 織田信長
明智光秀 新明和工業
高野山の地図
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奥の院(東方)
奥の院以外(西方)
写真集
奥の院および墓所(2014年5月3日)
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奥の院以外(2009年11月8日)
  写真1   写真2   写真3   写真4   写真5
  
写真6
参考:神戸新聞 2014年5月4日記事
 
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