最近嫌われ者となっている二酸化炭素(炭酸ガス、CO2)であるが、入浴剤やプラスチックの発泡剤、あるいは配管の洗浄剤として利用されている。
入浴剤の製法(例)
http://www.mamamel.com/eco/eco_sekirara10.htm
引用の始め
材料は、重曹とクエン酸を3対1の割合で用意してください。それに、少し湿り気を感じる程度の量の水を加え混ぜ(重曹+クエン酸=100グラムなら小さじ1杯程度)、手でギュッと握ってボール状にし、乾燥させます。ナカジマ家の場合、1回の入浴で、テニスボールより少し小さいくらいのボール状フィズでちょうどいい感じです。
慣れてきたら、色や香りを付けたり、ハーブを混ぜ込んだりして楽しむのもステキですね。(注:香りは肌に付けられるタイプのものを使用してください)
引用の終わり
化学式で書くと次のようになり、下の重量比で反応することになる。文章中で重曹を少し多めにしているのはノウハウであろう。
プラスチックの発泡剤
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E6%B3%A1%E5%89%A4
引用の始め
主な発泡剤と原理
炭酸水素ナトリウム、熱分解により二酸化炭素、水を発生
2NaHCO3 = Na2CO3 + CO2 + H2O
引用の終わり
いろいろなタイプの発泡剤が存在するが、重層の熱分解は代表的なもののひとつである。
洗浄剤の製法(例)
入浴剤と同じ組成で発生してくる炭酸ガス(CO2)の泡で汚れを吹き飛ばすことができる。ただし、この反応でガスが発生してくる速度は、入浴剤を考えていただければわかるように、そんなには速くない。気の短い私は、酢酸と重曹を混ぜて使用していた。こちらであれば、反応が速いので急激に泡が発生する。
CH3COOH + NaHCO3 → CH3COONa + H2O + CO2↑
これも一つの使い方であろう。 |
|