なぜいままで誰も気がつかなかったのでしょうか? 地球が温暖化してくるにつれ、日本もシロアリ問題が深刻化する傾向にあると思います。
にがり(苦汁、滷汁)とは、海水からとれる食品添加物。海水から塩を作る際にできる余剰なミネラル分を多く含む粉末または液体であり、主に伝統的製法において、豆乳を豆腐に変える凝固剤として使用される。苦汁の成分は、塩化マグネシウムや塩化カルシウムなどである。ほかにカリウム・鉄などのミネラルを含む。味は、主にマグネシウムイオンにより、文字通り苦い。(Wikipedia)
47News 3月20日
にがり成分でシロアリ撃退 人と環境に優しい駆除剤
引用開始
シロアリはにがり成分が嫌い−。香川県坂出市のシロアリ駆除会社「アムテック」(山下茂治社長)が、瀬戸内海の海水からとれ、豆腐づくりに使われる「にがり」を原料に開発したシロアリ駆除剤の本格的な販売を始めた。
化学薬品が一切含まれていないため、安全性が高く人体や環境に優しいのが特長。業者だけでなく、子供や高齢者がいる家庭からも問い合わせが相次いでいる。
「化学薬品を使わずに、効果のある駆除剤をつくれないか」と模索していた山下社長。ヒントを得たのは瀬戸内海沿岸で古くから行われていた海水からの塩づくりだった。製塩に携わっていた地元の高齢者から、副産物のにがりをまいた土地には虫が寄ってこないという話を聞き「使える」と考えた。
同社はにがりの成分を研究し、塩化カルシウムに高い殺虫効果があることを発見。配合実験を繰り返し、新しい駆除剤(製品名・アイビターン)を完成させた。自然界に存在するものだけでつくられており、なめることもできるという。
2月に国の「地域産業資源活用事業」に認定され、全国の工務店などから、この1カ月だけで50件以上の注文があった。シロアリ被害が深刻なオーストラリア政府からも同国で使いたいと要請があり、海外での特許取得を進めている。
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