賞味期限と消費期限。消費期限が食品の傷みや変化が速いため早く消費しなければならない食材。賞味期限は劣化が比較的小さな食品。
最近は産地偽装や回収製品の使い回しなどで、とかく世間が騒がしくなっているが、消費期限や賞味期限はどこまで信じてよいものだろうか。産地から消費地までの保存や搬送の条件でもその日数は変化してくるであろう。
また、消費者として一番頭を悩ませるのは、牛乳にしろ鶏卵にしろ、製造年月日が記されていない場合が多いことである。あと何日で消費しなければとの強迫観念で消費はするが、入手時に製造から何日を経ているかわからないようでは、やはり制度の盲点というか、問題点であろう。
魚にしても、新しければさしみ、少し古くなれば煮物、さらに古くなれば油で揚げる? これで消費期限の延長が可能になると考えると合理的な処理がなされていることになるが、事実はどうであろうか?
自己防衛のためにも、明日発売の河岸 宏和氏「スーパーの裏側―安全でおいしい食品を選ぶために」の内容に期待するところである。
賞味期限(Wikipedia)
引用開始
賞味期限(しょうみきげん)とは、劣化が比較的遅い食料品を包装状態のまま所定の環境に置いた状態で、製造者が安全性や味・風味等の全ての品質が維持されると保証する期限を示す日時である。
この表現の期限は、衛生面による問題よりも品質を問う部分に依存するため、主に長期間衛生的に保存できる加工食品に用いられる。製造日を含めて概ね5日以内に急速な品質の低下が認められる食料品については、消費期限で表現される。
引用終了
消費期限(Wikipedia)
消費期限(しょうひきげん)とは、次の2種ある。
食品の消費期限:製造者が定めた、ある保存方法で概ね5日間経つと品質劣化する長期間保存できない食品の食用可能期限。
食品以外の消費期限:化学変化を利用したり、あるいは時間の経過によって想定していない化学変化の発生する工業製品に製造者が定めた期限。
|
|