100. 成功をイメージすれば、成功確率はぐっと大きくなる この不況の時代に求められるポジティブシンキング!

 2009年 4月17日掲載  2014年 1月18日再掲


学術論文です。過去の蓄積の上にたって今回の結果を解析していますので少しわかりずらいところもありますが、結局は自分の置かれている状況認識しだいで、作業能率が変わってくるとの結論です。

スポーツ選手に限らず、イメージすることの力は大きいと思います。特に若い世代は、5年後10年後の自分の姿を具体的に描き、ノートに目標を書きつけ、その目標を壁に張り出し、と常にイメージの見える化を図っていけば、目標を達成できる確率が格段に向上するものと思います。とくに、100年に1度と言われるこのような不況期にあっては、このイメージが生きる喜びと力に変わることでしょう。


ITmediaNews 4月16日
イメトレは思った以上に効果的? 米大学が実験
引用開始
 「自分が成功した姿を思い描く」というイメージトレーニングは、思っている以上の効果があるかもしれない。米ワシントン大学がそのような実験結果を発表した。
 同校の実験では、学生を被験者とし、ディスプレイ上に映った特定の文字を探し出す課題をさせた。被験者には、課題の際に「両手でディスプレイをつかんでいる自分の姿」または「両手を後ろに回している自分の姿」を想像するよう指示した。
 その結果、ディスプレイをつかんでいる姿を想像するよう指示された被験者の方が、文字を探すのに時間がかかったという。研究者らは、時間がかかったのは、「人は手元に近いものほど時間をかけて見る」ため、被験者が徹底的な分析を行ったからではないかと考えている。この「手元に近いものほど時間をかけて見る」という傾向は過去の実験で示されており、今回の実験で、想像だけでもそれと同様の効果があることが分かったと研究者は述べている。
 研究者らは、この研究結果は、身体近接空間(体の周りの空間)が、想像の中の姿勢にまで広がることを示唆していると述べている。この結果は「スポーツ心理学者やジョン・レノンが支持してきた『想像には現実を形作る並はずれた力がある』という考え」を確認するものだとも語っている。
 この研究結果はPsychological Science誌に掲載されている。
                                      引用終了




文書リストに戻る ホームに戻る