この新聞記事を見て2年前の父の入院を思い出した。父も急性間質性肺炎であった。奇跡的に完全復帰を果たし、今も元気でいる。
しかし、父の入院中には複数種の薬を試し、「これが効かなかったら難しいですね」と医者にいわれた時のショックは大きかった。
死亡率が高く、予後もよくないといわれる間質性肺炎の患者数は、この記事によると、国内の重症患者が4000人、軽度患者が3000人とされる。
この薬「ピレスパ錠」が間質性肺炎の患者にとって朗報となることを期待している。
間質性肺炎 Wikipediaより
間質性肺炎(かんしつせいはいえん)は肺の間質組織を主座とした炎症を来す疾患の総称で、非常に致命的であると同時に治療も困難な難病である。進行して炎症組織が線維化したものは肺線維症(はいせんいしょう)と呼ばれる。間質性肺炎のうち特発性間質性肺炎は日本では特定疾患に指定されている。1989年には、歌手の美空ひばりがこの病因により、52歳の若さで亡くなった事でも有名な病気である。
日刊工業新聞 1月27日
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