姫路といえば姫路城。別の名前を白鷺城という。白鷺とはシラサギのことで、シラサギ城といえば姫路城の代名詞ともなる。一方、日本国内には黒鷺城と呼ばれる城が複数ある。
さて、今回のお話は、白鷺城ならぬ白鳥城である。
姫路にはラスト・サムライのロケ地として有名になった書写山があるが、その西の麓に太陽公園がある(Wikipedia記事はこちら)。この公園は石の公園として、知る人ぞ知る。あまり観光客が訪れない公園であるが、その規模はかなり大きい。
この公園に突如、白鳥城なる西洋の城が出現し、今、ゴールデンウイークということもあり、多くの観光客を集めている。
この公園の近くには、兵庫県立大学と東洋大学姫路校があり、東洋大学姫路校は高校野球で甲子園に出場した回数が多いことで有名である。この野球部の専用練習グラウンドがこの太陽公園に隣接してある。
さて、次の写真2枚は太陽公園が発行しているパンフレットからの引用である。 1枚目で白鳥城の規模のイメージがつかめ、2枚目で、石像や石の芸術の多さがわかることと思う。
太陽公園の写真を示す。
入口では、新緑に隠されているが、大きな凱旋門が迎えてくれる。
兵馬俑が圧巻である。忠実な再現を試みている。
巨大貨幣やモアイ像、そして数が多すぎて示せなかったが、数多くの石像が道の両脇に広がっている。
天安門、ピラミッド、そして万里の長城だ。
万里といえばほぼ地球1周となり、最近ではこの距離はさらに長いことが分かってきている。公園の長城の長さは約2km。アップダウンがあり、歩くと結構なものである。
公園の万里の長城を構成するブロックである。本物の万里の長城も焼煉瓦で造られている。
さて、白鳥城。このお城にはモノレールで登る。40人×2連の80人乗りである。
城は7階建て。6階の「王座の間」は現在壁画の作成中である。7階にも広間があり、将来は結婚式に利用すれば、思い出に残る良い施設になると感じた。
各階の壁には油絵が掛けられ、美術館賞ができるようになっている。そういえば、西洋の城の壁は絵画で埋められている。
右下は、城の麓にある、みやげもの販売店および食堂である。
一度、訪ねて見られてはいかがでしょうか。
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