毎年この時期にスイスのビジネススクールから、各国の国際競争力ランキングが発表される。
日本経済新聞によると、日本の競争力は昨年の22位より17位に上昇したとある。この大きな理由として「ビジネスの効率性」が上昇したことによるとある。
「ビジネスの効率性」。この言葉の定義を調べようとしましたが、IMDのホームページが現在不調のため、結果を得るには至っていません。常識的に考えると、資本の有効活用、人材の有効活用、そのためのマネジメントの質の良否といったたころでしょうか。ここ最近、不況による人員整理が進行し、その結果として(皮肉にも)「ビジネスの効率性」が向上した、ということも考えられます。
三菱総合研究所が述べている通り、利益の源泉は技術革新にあります。基礎研究を技術に結びつけ、そして産業を活性化して国益に結びつける。これこそが、日本が進んでいくべき道であると考えます。いかがでしょうか?
NIKKEI NET 5月28日
日本の競争力、17位に上昇 スイスの研究所、3年ぶり中国抜く
引用開始
スイスの有力ビジネススクール、IMD(経営開発国際研究所、本部ローザンヌ)がまとめた「2009年世界競争力年鑑」で、日本の総合順位は17位となり、昨年の22位から5つ上昇した。首位の座は米国が維持した。日本の総合順位が上昇するのは2年連続。ビジネスの効率性が昨年の24位から18位に改善したことが寄与した。中国の総合順位が17位から20位に後退したこともあり、3年ぶりに同国を抜き返した。
引用終了
IMDのホームページより
三菱総合研究所
IMD 国際競争力ランキング(2009)より
書籍 国の競争力
第1部 繁栄に向けたミクロ経済基盤の構築―ビジネス競争力指標(BCI)からの所見(「国際競争力レポート2005―2006」)
第2部 国別プロファイル(日本;アメリカ;イギリス;イタリア;カナダ;ドイツ ほか)
第3部 「データ」国別ランキング(2004年国内総生産(GDP)
2004年人口
2004年1人当たりGDP(購買力平価ベース) ほか) |
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