コペンハーゲンでこの7日から開催されているCOP15は、先進国と途上国の間で大きな意見の隔たりがあり、会議での結論が得られる見込みはまだ立っていない。この会議の始まる12月6日に温暖化は本当に起こっているのかとの疑念が再び噴出した。
その内容は次のとおりである。
政府間パネル(IPCC)が「温暖化の根拠」とした気温変動データを英国の研究者が改ざんしていた疑惑が浮上。この疑惑はクライメット(気候)ゲートと呼ばれている。
疑惑は研究者たちが書いた大量の電子メールが盗まれてネット上で公開されたのがきっかけだった。
後世の人が木の年輪を数え、その年輪幅を計測したときに、はたして20世紀後半から地球温暖化現象が急速に始まったことを事実として確認できるか? この科学的な根拠をもって語られる地球温暖化でさえ、後世の人にその判断をゆだねなければならないのが人類の英知の現実であるのか? 今まで一歩一歩その確実度を積み上げてきたはずの地球温暖化に関する議論であるが、目の前にある年輪という事実すらも素直に見ずに議論を重ねてきたのが事実であれば、その問題は大きき。
なお、蛇足であるが、380ppm程度の二酸化炭素(CO2)を含むガスに太陽光を当て、その温度の上昇がCO2が180ppm含まれる場合とどの程度差があるかを示した実験がなされていないのも不思議である。温度上昇があまりいも小さいために、実験すること自体に意味がないためか?
2009年12月10日の日本経済新聞より、2つの記事を引用させていただいた。
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