226. 「大人」「シニア」は何歳から? 成人1000人のアンケート結果より

 2010年 1月11日掲載  2014年 4月17日再掲


日本経済新聞の1月9日に掲題の記事があった。成人の日に向けた特集記事であるのだろう。回答者は全国の成人男女1030人となっている。

記事の中に、大人と子どもの分岐点はとの囲みもあるが、意見の残念ながら羅列に終わっている。

    20台女性  髪をお下げにしたら似合わなかったとき
    30台女性  おでんの昆布が美味しいと感じた時
    30台男性  気づいたら甘いものがあまり好きでなくなっていた
    30台女性  お酒がおいしく飲めたとき
    40台女性  気の合わない人とも表面上、ほかの人と変わらない接し方が
            できるようになったとき
    40台男性  おすし屋の店長を「大将」と呼べたとき

最近は個人間での人生観の広がりも大きく、成人を一言で定義するのは難しくなってきていると思います。今回の、日本経済新聞のアンケートでも、その結果に広がりがあります。

成人式は子どもから大人への通過儀礼とされますが、現代社会でその違いがはっきり意識できるのは、最大公約数的にみると、結局は「お酒」と「たばこ」の公認といったところでしょうか?


日本経済新聞1月9日より引用






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