239. 太りすぎと悩んでいませんか? 世界標準BMI計算方式に照らすと長生きするにふさわしい体重であるかも?

 2010年 1月17日掲載  2014年 4月17日再掲


日本で使われている、身長から標準体重を求める方法は、世界的に使われている方法とは少し異なるようです。これは日本人(東洋人)が欧米人に対して概してスリムであるからかもしれません。

しかし、日本人でも、日本の計算方式で求めた標準体重よりも少し太り目の方が健康にはいいとの統計的データが得られてきているようです。

BMIも、標準とされる22よりも、少し大きめの24が長生きのためのマジックナンバーであると統計的にわかってきているようです。

メタボなどと攻め続けられる中年層ですが、世界標準のBMIを後ろ盾に、戦ってみてもよいのではないでしょうか。



標準体重(Wikipediaより)

日本で簡易に用いられてきた算出方法は(身長-100)×0.9=標準体重

統計上、BMI(body mass index)法によって BMI=22 となるとき、高血圧、高脂血症、肝障害、耐糖能異常等の有病率が最も低くなるとされている。このときの体重を理想体重と考える方法であり、標準体重は

標準体重(kg) = 身長(m)×身長(m)× 22

で得られる。広く世界的に採用されている。体脂肪率は考慮されない。



この表のMBIは22ではなく24を掛けて標準体重としています。




BMIで判断すると

18.5未満 やせ
18.5~25未満 標準
25~30未満 肥満
30以上 高度肥満




日本経済新聞 1月17日




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