240. 脳を毒している理由を知り、それを取り除ための7つの習慣 活性化された脳の働きを手に入れるために

 2010年 1月17日掲載  2014年 4月17日再掲


「失敗学」という学問がある。おれは失敗の原因を知り、それを一般化して活かし、成功への道筋をスムースにしようとするものである。

本書「脳に悪い7つの習慣」も同じ意味合いを持った書であると思う。各章建てを見ても、頭には良くない感じがする。頭に悪いことを避けながら、悪いと言われている反対のことをすれば、きっと生き方が明るい方向へと導かれるであろう。

「してはいけない」と一般的に言われていることは、本当にしてはいけないことなのか? ということもこの際改めて考えてみる(疑ってみる)必要があるのでは。何事も自分の頭で考えてみる習慣を身につける。多くのケーススタディを積み重ねることにより、考え方が研ぎ澄まされてくる。



本の紹介より

脳は気持ちや生活習慣で、その働きがよくも悪くもなる。
この事実を知らないばかりに、脳力を後退させるのはもったいない。
脳に悪い習慣とは、「興味がない」と物事を避けることが多い、「嫌だ」「疲れた」とグチを言う、言われたことをコツコツやる、常に効率を考えている、やりたくないのに我慢して勉強する、スポーツや絵などの趣味がない、めったに人をほめない、の7つ。
これらをやめるだけで頭の働きが倍増する理由を、脳のしくみからわかりやすく解説。


第1章 脳に悪い習慣1―「興味がない」と物事を避けることが多い
 ・脳の「知りたい」という本能に逆らうな
 ・「自分さえよければ」と思うと損をする
 ・脳には自分を守ろうとするクセがある
 ・脳のクセを知ればコントロールできる

第2章 脳に悪い習慣2―「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
 ・マイナスの感情は持つな
 ・表情が暗いと脳も鈍る
 ・素直に「すごい」と感動できる人が伸びる
 ・「疲れない脳」は自分でもつくれる

第3章 脳に悪い習慣3―言われたことをコツコツやる
 ・「だいたいできた」と安心するな
 ・上司に対して従順になるのはNG
 ・「達成しそう」と思うと、脳の血流は落ちる
 ・勝負時はリラックスするな

第4章 脳に悪い習慣4―常に効率を考えている
 ・頑固者が伸びない理由は脳にある
 ・どのように「心」が生まれるのか
 ・本を1回読むだけでは活かせない
 ・独創性はやり方次第で身につく

第5章 脳に悪い習慣5―やりたくないのに、我慢して勉強する
 ・悔しい気持が脳の力を引き出す
 ・「だいたい覚えた」でやめるな
 ・脳に悪いクセを直して記憶力アップ
 ・位置漬けが身につかない理由

第6章 脳に悪い習慣6―スポーツや絵などの趣味がない
 ・姿勢の悪さは脳に影響する
 ・脳にもリズムがある
 ・どうすれば集中できるのか
 ・「生まれつき」とあきらめるな

第7章 脳に悪い習慣7―めったに人をほめない
 ・「伝えられない脳」をつくるな
 ・たんたんとクールに話すな
 ・空気を読まないのはNG
 ・自分を捨てる勇気を持とう







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