265. 流行る飲食店の備えておくべき品格とは? お客様をどう大切にするかということ・・・・

 2010年 2月 6日掲載  2014年 4月28日再掲


本日の昼食で私は貴重な体験をしました。それも同時に3つも。笑ってしまいますね。


その1

お昼時の忙しい時。アルバイトと思しき女の子が料理をいっぱい盆に載せて運んでいたが、不幸にも客の足元に料理のひと品を落として、大きな音とともに鉢が壊れ料理が床に飛び散った。

ここで、店長がすかさず飛んできてお詫びをすべきところであるが、そうはならず、まずは床の拭き掃除が始まった。ここで、被害者は2人。足もとに料理を落とされた客と、その料理を心待ちにしていた客。店長はどのように対処すべきであったのか?


その2

後から来た客の料理が先に通って行き、私の料理がなかなか出てこない。頼んでいる料理の種類は同じと思えるのだが、なにかの手違いか? 違いは、後から来た客の料理にはビールが追加注文されていたことのみ(これが大きな違い?)。客は平等に扱おう。


その3

同じ料理でありながら3つの価格体系がある。まず本日の注文の基本は、ラーメン+焼きめし。餃子もありますよと促されそれもプラス。料金は当然各単品の足し算となる。

しかし、料理が出てこないのでしばらくメニューをみていると、ラーメン+焼きめし+餃子セットが別にあるではないか。料理を運んできたときに、手渡された請求書の金額をこちらのセット料金に書き直してもらった。気が付かなかったらそれで良しとする店舗側の魂胆?

そして、精算直前にまたまた発見。お昼時のサービスメニュー価格が別にあり、その商品組み合わせは注文したのと全く同じ。こちらは随分安い。再度、請求書価格の打ち直しをしてもらった。またもや気が付かなかったらそれで良しとする店舗側の魂胆?


こんなことをしていたら、店の信用が地に落ちること間違いなし。しかし、店は大繁盛しているので、このルールを知らなかったのは一見客である私だけであったのだろう。

次回行く時は大丈夫という不思議な自信を身に付けた、本日の奇妙な昼食タイムであった。


皆さんはこのような経験はありませんか?


なお、この経験。「知っていなければ損をする日本の税金制度」を見ているような気がした。






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