上海万博はいよいよ明日開幕となるが、この万国博に台湾も参加している。「一つの中国」という話は横に置いておくとして、中国と台湾の良くなってきた関係はアジアの安定にとって好ましいことである。
北朝鮮のパビリオンもあるので、表面上は平和に貢献する「もようし」となりそうである。
Asahi.com 4月13日
上海万博の台湾館完成 40年ぶりの万博参加
万博会場内に完成した台湾館=上海万博台湾館事務局提供
万博会場内に完成した台湾館=上海万博台湾館事務局提供
【台北=村上太輝夫】5月1日に開幕する上海万博の台湾館がこのほど完成し、概要が13日、台北で発表された。万博への台湾の参加は、日本を含む多くの国と外交関係があった1970年の大阪開催時を最後に途絶えており、今回は40年ぶりとなる。
中国側の招きに応じた台湾側が「台北世界貿易センター」を運営主体として参加。馬英九(マー・インチウ)政権下での中台関係改善の表れのひとつだ。巨大な中国館から道を隔てた隣という微妙な位置に建てられた。
7階建て相当の高さのガラス張りの建物は、台湾で旧暦1月15日の伝統行事に使われる「天灯」(火をつけて夜空に放つ紙風船)をかたどった。建物内に100万個のLED電球を仕込んだ直径16メートルの球体があり、台湾の豊かな自然や文化を表現した映像が展開、館外から見えるようになっている。 |
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