北京オリンピックに次ぐ上海万博。この両方の大イベントが終わるまでは、中国経済は減衰することはないだろうといわれてきましたが、まさにその通り。一時期、リーマンショックの影響は受けましたが、GDPは力強く10%成長です。
あと6ヶ月間は間違いなく成長を続けることでしょう。ただし、都市部のバブル、農村部の貧困と、内なるきしみが顕在化し、輸出一辺倒の現在の姿から内需重視型へと経済の舵切りが必要となってくる日はそう遠くはないと思います。経済が過熱しているにもかかわらず多くの失業者(2億人?)を抱えていることも問題です。
本来、社会主義は全員が食べていけるようにするシステムであるはずですので、中国の今の貧富の差は問題です。一人っ子政策による高齢化の波も押し寄せてきますので、所得格差を縮めて行くことが必要となってきます。
中国人は日本人を捕まえて、資本主義の中国、社会主義の日本などと言っていますが、この半分まことしやかなジョークがどこまで続けられるかが問題です。中国国内で数多くの暴動が連日起こっているのですから。
※社会主義(Wikipedia)
社会主義(しゃかいしゅぎ、英: socialism)は、資本主義の原則である自由競争を否定または制限し、生産手段の社会的所有・管理などによって、生産物・富などを平等に分配した社会を実現しようとする思想と運動の総称[1]。
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