本書の内容は衝撃的である。もはや説明の要はないとは思うが、赤字国債の発行により日本の国はもはや引き返すことができないところまで来てしまっているとの内容である。
日本国内から企業が海外に逃げ出しているので、GDP(国内総生産)は大きく低下し、税収が得られなくなっている。政府は不足分を国債の発行で穴埋めしている。しかし、国債の利払いや国債を借り換えなどで国は自転車操業状態となっている。
ひとたび国債の利率が上がるようなことになれば、利払いができない状況となり、国家破産への道をまっしぐらに進むことになる。そうなると、ハイパーインフレ、大増税、徳政令(政府による借金の踏み倒し)、すさまじい大不況が遅い来ることになる、とのストーリーである。
本書の評価は下に示すように真っ二つである。いずれのレビューも、他の本に見られないくらい、気持をこめて書きこんである(ここをクリック)。それぞれの立場から本説が受け入れられる、受け入れられないを述べている。ご一読を。そして、その中より国家破産に関係ない記述を抜くと何が残るかの確認をしてみる価値はある。
折しもギリシャショックにより株式は大きく暴落している途上である。
日本経済の真実 ある日、この国は破産します
14レビュー
星5つ: (3)
星4つ: (4)
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星2つ: (4)
星1つ: (3)
おすすめ度
5つ星のうち 3.0 (14件のカスタマーレビュー) |
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