鳩山首相は来年度も今年以上の国債を発行するつもりか。国民でもハラハラしてみているのに、施政者たる総理がザルでは、見せかけの仕分け作業をして高々1兆円を削ったくらいでは焼け石に水である。
しかも、削りにかかったのは仕分け人が理解不能な科学分野ときては、科学立国日本の名が泣く。
昨日のブログでも示したように、日本の国債発行額は異常である。
さらに先のブログでも示したように、「日本経済の真実 ある日この国は破産します」という本がベストセラーとなるくらいに国民は恐怖を感じている。
昔々、上杉鷹山(ようざん)が貧乏な米沢藩の立て直しに躍起になっていたとき、武士たち(今でいう公務員たち)は自藩と藩民が少しでも住みやすくなるよう、野に出て開墾に汗した。現在の天下り公務員が仕事をせずに甘い汁を吸うのと真逆である。
民主党も女子柔道の谷選手を立てて参院選挙を戦うなど、国民を欺くことはやめ、国民を思い真剣に政治に取り組んでいる姿を示すことが必須である。最近の動きはあまりにも安直に思えて仕方がない。
菅財務相の国債発行を抑えるとの発言、政府として未定=首相
[東京 11日 ロイター] 鳩山由紀夫首相は11日、菅直人副総理兼財務・経済財政担当相がこの日の閣議後会見で、2011年度新規国債発行額について、今年度当初予算の44.3兆円を超えないよう全力を挙げる必要があるとの認識を示したことについて「まだ政府として決めている話ではないので、財務大臣としての思いを述べられたのだろう」と語った。
その上で「決してそれが私の考えだということではない」と言明した。 |
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