313. ある女子高校生の栄光を追って 数学・物理・化学は多くの人にとっては禁句であるが、しかし・・・

 2010年 5月15日掲載  2014年 5月 5日再掲


前のブログで高校化学グランプリ2009の紹介をした。このグランプリで大賞を射止めた兵庫県の白陵高校、安田真由美さん(高校3年)がどんな人かと思い調査すると、驚くなかれ、数学・物理・化学のすべてに素晴らしい成績を残していることがわかった。

私が高校生のときには、高校の数学の先生でも物理は苦手、物理の先生でも化学はさっぱりといっていた先生もいた。理科系の3科目ではあるが、それぞれ異質な部分があるので、このすべてに秀でるということは非常に難しいことで、得意な才能とそれに加えて大きな努力が必要であったことは想像に難くない。

安田真由美さんの、今後の成長と社会への貢献が楽しみである。



第18回日本数学オリンピック 予選結果(2008年)
安田真由美さんはAランク
Aランク(予選合格) 122名 6点以上
Bランク(予選準合格) 428名 4点~5点
Cランク(予選準合格に満たない者) 926名 0点~3点
欠席 94名 -
(合計応募者数) 1,570名


第5 回全国物理コンテスト・物理チャレンジ2009 成績優秀者
筑波大学賞  安田真由美  白陵高等学校高校3年生

同特別賞(p10に写真あり)
女性参加者中の最高得点者を表彰する筑波大学長賞は、白陵高校3年の安田真由美さんに贈られました。



「第41回国際化学オリンピックイギリス大会」代表候補決定!(2008年)


白陵中学校・高等学校Topics
2010年3月29日:45期生永澤彩さんと安田真由美さんが、名古屋大学で行われた「野依良治先生特別フォーラム・第42回国際化学オリンピック日本開催に向けて-世界標準の科学を体験しよう-」に化学オリンピック・化学グランプリの代表者として参加。ノーベル化学賞受賞者の野依良治名古屋大学特別教授等と対談しました。

2009年12月24日:マロニエ賞受賞!!
高3永澤彩さんは日本代表として参加した第41回国際化学オリンピックで銅メダル、高3安田真由美さんは全国高校化学グランプリ2009で大賞(第1位)を受賞したことにより、スポーツや文化などの分野で顕著な功績をあげた兵庫県内の私立学校の学生らを表彰する「マロニエ賞」に選ばれ、県から表彰状などが贈られました。




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