322. 韓国の哨戒艦「天安」の沈没原因が北朝鮮の魚雷によるものと結論される さて、韓国はどうする

 2010年 5月20日掲載  2014年 5月 5日再掲


3月26日に沈没した韓国の哨戒艦の沈没原因については様々な推測や憶測が流れたが、やっとその原因が究明された。北朝鮮の魚雷によるものと考えるのが一番妥当であるとの結論である。

この結論が正しいとすると、北朝鮮の行動はついに歯止めがかからないところまで来ている。人工衛星の打ち上げ報道や核融合に成功との報道は明らかにそれが嘘とわかるのでかわいいものであるが、今回の事件はついに超えてはならない一線を越えてしまったことになる。

韓国がこれからどう考えどう行動するか? 

西ドイツと東ドイツの両国民はずっと一つの国になることを夢見た。そして、ベトナムについてもこれは同じであった。しかし、こと韓国については少し事情が違うかもしれない。きっと国民感情からすると北への報復措置を国民が政府に求めるだろう。韓国の人の感情は激しやすい? また、同じ民族でありながら(歴史的には少し違うかも)、分断された北と南で反感を持ち合っている。

一方、米国も中国も戦争を好まないだろう。この両国が戦争に積極的に加担しない限り、たとえ韓国と北朝鮮の国境線で小競り合いが起こったとしても、これが戦争に拡大していくことはないであろう。もし、最悪の事態が起こるとすると、それは北朝鮮が韓国に対して核兵器を使用するときで、その時には、全世界が北朝鮮という国を歴史上から抹消することになるであろう。このときには、北朝鮮は韓国か、あるいは、中国の領土として併合されることになる。

このような極端なシナリオが実現されることはないであろうが。と、歴史上の大事件について考えてみた


【5月20日 AFP】(写真追加)韓国の哨戒艦「天安(Cheonan)」が3月に黄海(Yellow Sea)で爆発・沈没した問題について、原因を調べていた国際合同調査団は20日、北朝鮮潜水艦から発射さ……
≫続きを読む





文書リストに戻る ホームに戻る