351. 曹操の墓は偽物? 電気のこぎりが使用された跡があるとされ! 中国の偽物はスケールが違う?

 2010年 8月25日掲載  2014年 5月 5日再掲


曹操の墓が見つかり、これで曹操・孫権・劉備のすべての墓の位置が確定された?  これは昨年12月のブログですが、おまけに付けた?がまだ?のままなのですね。再びこの墓の真贋をめぐっての論争が起こっています。


ニュースの元は中国ニュース通信社8月21日付

「曹操の墓はニセモノ!」、画像石から電動ノコギリ跡
=専門家が指摘―中国

モバイル版URL : http://rchina.jp/article/44854.html
2010年8月21日、中国・河南省文物局が昨年、三国時代の英雄、曹操(155-220年)のものと断定した墓の真偽について、中国政法大学の教授が「明らかに電動ノコギリを使用した跡が見られる」として、ニセモノ説を主張した。23日付で揚子晩報が伝えた。

曹操の墓の真偽をめぐる論争は今も続いており、「ニセモノ説」を主張する江蘇省考古学会会員の倪方六(ニー・ファンリウ)氏が同省蘇州市で「三国文化高層フォーラム」を開催、23人の専門家がそれぞれの「ニセモノ説」を披露した。中でも注目を集めたのが、「電動ノコギリの使用跡がある」と指摘した中国政法大学・黄震雲(ホアン・ジェンユン)教授の説だ。 つづく



この議論、まだまだ続くのではないでしょうか? それにしても、このような大きな陵墓が偽物とすると、これを創った人間はいったい誰なのでしょうか? また、歴史にとどめられることなく、密かに陵墓を作り得た組織(勢力)があるとすると、それはいったいどのような勢力なのでしょうか? さらに、なぜ今まで語り継がれることなく忘れ去られてしまっていたのでしょうか? 歴史のロマンを限りなく感じる話題です。あと数年は議論が絶えることはないでしょう。




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