358. 本物を凌駕する台湾創作版『ドラえもん のび太の精霊世界』 絶版にもかかわらず今も人気健在とか

 2010年 8月30日掲載  2014年 5月 5日再掲


海賊版といえば最近の中国の専売特許である。世界のニセモノの約3割は中国で作られるとも言われている。

しかし、海賊版といえば、すでに存在するもの(ブランド品など)と全く同じように品物を作り上げることを言う。今回、記事に紹介されている台湾のドラえもんは海賊版ではない。登場人物(ロボットを人物と呼んでいいかは別にして)はドラえもんであるが、ストーリーはオリジナルで、本物を超えたとも記載されている。20年前の1991年に発売され、今は著作権の関係で絶版となっている。


1997年に任天堂よりゲーム「ドラえもん のび太と3つの精霊石 」が発売されている。どこかから取ってきたような題名である。誰が著作権を侵害しているか・ 台湾のケースは著作権的に真黒であるが、任天堂のケースも灰色に近いのではとも感じられる。著作権をめぐる争いもなかなか難しい。



Searchina 8月27日

台湾が勝手に作った『ドラえもん』がスゴイ! タイトル『ドラえもん のび太の精霊世界』

  『ドラえもん』は日本のみならず、世界中で愛されている漫画(テレビアニメーション)のひとつだ。特にタイや台湾では爆発的な人気となっており、街中に『ドラえもん』のグッズや服が売られている状態となっている。

  そんな『ドラえもん』があまりにも好きすぎて、勝手に『ドラえもん』の漫画を執筆し、本にしたりインターネットで配信している人がいるというのだ! その『ドラえもん』のタイトルは『ドラえもんのび太の精霊世界』といい、映画版の『ドラえもん』をイメージして描かれた漫画である。

  単なる海賊版(偽物)の『ドラえもん』ならまだ救いはあったかもしれない。しかし、海賊版というにはあまりにもデキが良すぎて、台湾のインターネット上で大絶賛されているのである! さらに『ドラえもんのび太の精霊世界』を読んだ日本人がその内容を大絶賛! なんと、中国語から日本語に翻訳してインターネット上にアップロードされているのである!





ニコニコ動画 2010年03月16日 05:58 投稿

【台湾】海賊版大長編ドラえもん のび太の精霊世界 Part01

藤子・F・不二雄先生も絶賛した完成度の高さを見よ!(ソースは台湾版ドラえもんwiki http://zh-tw.doraemon.wikia.com/wiki/劉明昆)◆この大雄精靈世界(1991年発表)は勝手に台湾で作られた大長編ドラえもんで、ストーリーは完全オリジナルです。現在は発売されていません。既に台湾ではこのような海賊版は出版されておらず、ドラえもんは正式ライセンスに基づいた正式版が発売されています。 ◆のび太の精霊世界

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