377. インドの首都 デリーの名前は、4世紀に建てられた鉄柱の名に由来している 1700年間の風雨でも錆びず

 2010年 9月26日掲載  2014年 5月 5日再掲


鉄の柱が、1700年もの間、風雨に曝されながら錆びずにいることはまさに奇跡である。デリー(不安定なもの)と名付けられているように、建てられた当初には、この鉄柱はすぐに朽ち果ててしまうと思われていたのかもしれない。


溶接(Wikipedia)

インドのデリーの郊外に錆びないことで有名な鉄柱の遺跡がある。この鉄柱はグプタ朝のチャンドラグプタ二世によって建立されたインドの最古のイスラム寺院の中に建っており、紀元310年のもので鍛接が使われていることが判っている。ちなみに、この鉄柱にはヒンディー語で「デリー」(不安定なもの)という名前が付いており、この呼称が現在のインドの首都デリーの由来になった。






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