D13  遺伝子操作



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技術士試験の問題からは必要最小限の引用にとどめる。(問題)が記されている部分はその引用である。

問題および解答は日本技術士会のホームページより必要に応じて入手してください。

  技術士第一次試験の問題      



問題番号が赤字のものは、ボーナス問題


クローン作製技術

H27年 Ⅰ-4-5   H21年 Ⅰ-4-5

同じ問題

H27年 Ⅰ-4-5 と H21年 Ⅰ-4-5



遺伝子操作

H19年 Ⅰ-4-5




クローン作製技術



H27年 Ⅰ-4-5 

正答: ② 

(解答)

植物の場合、植物ホルモンであるオーキシン及びサイトカイニンを高濃度に含む培地で、根や葉の一部を培養するとカルスと呼ばれる不定形の未分化な細胞塊が得られる。

次に、植物ホルモンを変えてカルスを培養すると細分化し、元の植物と同じ遺伝情報を持つクローンが得られる。

一方、哺乳類の場合、植物のように分化した細胞の培養を行うだけでは個体を作ることはできない。

あらかじめを除去した未受精卵に体細胞から取り出したを移植して培養した後、母胎に入れることによってクローンを作成する。

このようにしてつくられたクローンを体細胞クローンと呼ぶ。



遺伝子操作



H19年 Ⅰ-4-5

正答: ① 

(解答)

運搬体となるDNA、すなわちベクターに酵素などを用いて異種のDNAを試験管内で組み込み、これを宿主細胞内に導入することを組み換えDNA実験といい、また、このようにして得られたDNAを組み換え体DNAという。

多くの組み替えたいの中から同一の遺伝情報を持つDNAを単離することをクローニングという。

遺伝子組み換えに用いられる酵素には、DNAを合成するためのDNAポリメラーゼ、RNAを鋳型としてDNAを合成する逆転写酵素、DNAを特定の塩基配列の部分で切断する種々の制限酵素、DNAの断片を連結するDNAリガーゼなどがある。




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