E05  再生可能エネルギー



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技術士試験の問題からは必要最小限の引用にとどめる。(問題)が記されている部分はその引用である。

問題および解答は日本技術士会のホームページより必要に応じて入手してください。

  技術士第一次試験の問題    



問題番号が赤字のものは、ボーナス問題

H20年 Ⅰ-5-2
   



H20年 Ⅰ-5-2 

正答: ⑤

(解答)

電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS)はすでに廃止されています。従って、この出題は今(平成28年)となっては意味を成しません。


「太陽光発電はクリーンな電源であるため、法律によりその余剰電力の買取りが保証されている。」は誤り。
「経済産業大臣は、電気事業者が、正当な理由なく(購入)義務を履行しない場合には、期限を定めて、義務を履行すべき旨の勧告、又は命令を行うことができる。」とありますので、正当な理由がある場合にはこの限りではありません。

すべての地熱発電は、「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」(通称RPS法)の対象電源である。」は誤り。
「電気事業者には、毎年度、その販売電力量に応じて一定割合以上の新エネルギーから発電される電気(新エネルギー等電気)の利用を義務付け、新エネルギーの一層の普及促進を図る。」とありますので、すべてとは限りません。

家庭から出るごみは、廃棄物発電によりエネルギーを回収できるため、そのすべての発電電力量がRPS法により環境価値(新エネルギー等電気相当量)として認められている。」は誤り。

新エネルギーの対象は風力、太陽光、地熱、小規模水力、バイオマス発電の5種類。一方、ごみのリサイクル利用を妨げ、廃棄物排出量の増加につながるとの意見が多かったため、廃プラスチックなどを燃料とする廃棄物発電が対象外となった。

廃プラスチックによる発電は、RPS法の対象電源である。」は誤り。
廃プラスチックは対象に入っていない。

事業用の大規模な風力発電施設の建設に際し経費の一部が公的に補助される制度がある。




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