E14  信頼性・安全性解析手法



この問題の努力目標

  覚える




技術士試験の問題からは必要最小限の引用にとどめる。(問題)が記されている部分はその引用である。

問題および解答は日本技術士会のホームページより必要に応じて入手してください。

  技術士第一次試験の問題     



問題番号が赤字のものは、ボーナス問題

H16年 Ⅰ-5-7




H16年 Ⅰ-5-7

正答:④ 

(解答)

HAZOPと特性要因図、ETAとFTAの記述が入れ替わっていましたので、本来あるべき姿に戻して記載しました。


HAZOP(hazard and operability study)は、化学プロセスのようにフローシートで表されるものについて、操業条件の変化を定められた手引語に従って調べ、それぞれの変化の原因と結果、とるべき対策を表にまとめて検討する手法である。

ETA(event tree analysis)は、ある引金事象がどのような結果を引き起こし得るかを樹木の枝分かれ式に追求し、分析する帰納的解析手法である。

FTA(fault tree analysis)は、解析対象となるシステムに起こってはならない事故などを頂上事象として設定し、その事象を出現させる原因を機器・部品レベルまで次々に掘り下げ、洗い出していく演繹的解析手法である。

FMEA(failure mode and effects analysis)は、評価対象の機器、システムを構成する部位に着目し、あらかじめ想定した故障モードを選択することにより、潜在危険を洗い出す、網羅性を有し、構造化された手法である。

特性要因図(characteristic diagram)は、問題とする特性(問題点、事故など)とそれに影響していると思われる要因(原因)との関連を整理して、魚の骨のような図に体系的にまとめたものである。





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