なぜ、12月14日に技術士一次試験・基礎科目・解答集を公開したか?


播州に住んでいる人間としては、12月14日は何と言っても赤穂義士の討ち入りである。目的達成に向けての固い決意、緻密な計画、仲間意識と協働、そして日々の努力。どれ一つが欠けてもこの快挙はなかった。

目を転じて技術士は?

「目的達成に向けての固い決意、緻密な計画、仲間意識と協働、そして日々の努力」。赤穂義士に通ずるところがある。

加えて、赤穂義士が無事本懐を遂げられたのは、情報収集によるところが大きい。技術士補試験に無事合格するためにも、この情報収集は大きな要素となる。

今回公開した情報(解答集)が技術士補試験にどの程度役立つかは、現段階では未知数ではあるが、素質と気概のある受験者に少しでも役立てればと考えた次第である。

義士と技術士に共通するのは士(さむらい)である。無事に本懐(技術士補試験に合格)を遂げてもらいたい。ただし、合格に続く切腹、というストーリーはない。技術士補は技術士への通過点である。技術士補試験の準備において知識の増強は勿論必要であるが、論理的な思考方法も鍛えておくことが、技術士になってからの武器となる。

などと考えながら、公開日の12月14日が来るのを待っていた。


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